もちこ日記

すちゃらかアラサー日記(自分保存用)

『えんとつ町のプペル光る絵本展in今治』に行った話(2)

肝心の展示内容について。

会場構成をされたのが建築家ということで、建築要素の強い学芸員を目指す自分としては大変勉強になります。

 

まず目につくのはエントランスすぐの大きな看板。華やかで豪華な看板だ!

看板を卒論にした私なので、アイキャッチがとにかく気になる。

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顔出しパネルでもないし、たまに見かける「ここが写真撮影スポットですよ」みたいな余計な仕掛けがあるわけでもないんだけど、「あ、写真を撮らなきゃ…!」って思わせるのは作品の美しさだけだろうか。何でだろう。私もたくさん撮ったしまんまとやられた。SNS映え気にした。

絵本の表紙がそのまま大きくなった看板だけど、ここから物語の世界に入っていくワクワク感があっていいなー。ディズニーランドの「プーさんのハニーハント」のエントランスみたいな(笑)

展覧会の看板はほぼ自分たちで印刷したシートを貼り付けていた過去があるので、なんて羨ましい…。

 

順路通り進むと、ベニヤを蝶番や役物で止めた屏風のような間仕切壁にパネル展示が並べられていました。巡回展で使用する時に持ち運びも簡単にできて、難なく設営できそう。

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しかも本の中に入ったような感覚が味わえるような…私だけかもしれないけど。
普段のスケールとは違うものを空間体験できるって楽しい!

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ベニヤは緋色っぽく塗装されてるんだけど、作品の世界観とも合うし、ちょっと真似したくなった。女子受けも良さそう。しかもなんて最高な配色なんだ。(個人的には黒と赤の組み合わせが1番好き。)

パネルはごくごく一般的なもの。作品が作られるまでを紹介していました。

ここにはご挨拶文みたいな畏まったものがなくて、気軽な気持ちで鑑賞はできるんだけど、どこから見たらいいのか分からなかった。自分で好きなように見てくれってことだと勝手に解釈した(笑)

何の問題もなく頭に入ってきたし、こういうのでもいいんだなー。

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まだつづく